ファーストラットの感想を記載します。
以前から欲しいなと思っていたのですが、なんとなく購入を見送っていたところ、駿河屋さんでタイムセールしているところを発見。定価6,600円のところ4,000円ほどであったため最後の1個を迷うことなくポチってしまいました。
本ゲームの特徴はすごろくを基調としたシステムであるため、初見でも理解しやすいということろでしょうか。ネズミが月をチーズの塊だと勘違いしていることからロケットを作って宇宙に行こうとしているという内容も説明しやすく説明・プレイ時にクスっと笑えるポイントが多い点も特徴です。「売店なんですけどー、万引きできます!」とか「コミックを読んだのでワンダー・チューマンになります!」とか結構受けます。プレイ時間もさほど長くないのでアイスブレイク的な用途でも利用可能です。
私は好みのゲームと判断する以前にゲームとして満たしていてほしいと思っていることが何点かあります。詳しくはこちらを参照していただければと思うのですが、残念ながらアブストラクトかつアイテムの購入や電球を進めて獲得資源を増やす拡大再生産要素があるので途中で順位がある程度わかってしまいます。加えて得点が各所で早取り要素がありキングメーカーの要素もあります。プレイ時間が短いのでどちらも許容範囲かなというところです。
ゲームとしてはさほど問題という問題を感じません。ひたすら愚直にゴールを目指したり、はたまたひたすら万引きを繰り返すアウトローとなって資源を大量に調達する手段を模索したりというデッキビルディングを楽しむということもできます。ただ、任意のタイミングでゴールできてゴール時の得点が2倍になるニール・アームチュートロングを選択した人が有利な気がします。ネズミコマが実質3個のみとなることで終了トリガーを引きやすくなりますし、得点も20点(最初の宇チュー飛行士10点×2)を得ている状態ですし、終盤の量が多い資源も任意で経由できるというのが相対的に強く感じました。
拡張に期待です。今のままでの何度も楽しめるには間違いないですが、アイテムの数を増やしたりスーパーラットが増える拡張があるとさらに楽しめそうです。
ファーストラットのルールはこちら
https://boardgames-yoshi.blogspot.com/2025/01/blog-post_19.html
よし
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