【ルール】ファーストラット

 月がチーズでできていると信じてロケットを作成し月に行こうとしているねずみ達をテーマにしたボードゲームファーストラットに関してルールを説明します。


ダイスを使わないすごろくです。条件に沿って自分で進む距離を決めることができます。

デザイナーが持ち込んだゲームを出版社の担当者がテーマをネズミとロケットに変えることを提案したとのことで、担当者のセンスに脱帽です。よくありそうなシステムをテーマにマッチさせることで楽しさが倍増しています。和訳担当者の宇"チュー"飛行士やアーノルド・"チュー"ワルツェネッガーといったワードセンスもナイスです。プレイ中クスっと笑わせて頂いています。

しかし侮るなかれ、すべての要素が開始時から公開されている所謂アブストラクトです。運の要素のないゲームとなります。とはいえゲーマーズゲームというほどではなく、子供でも十分楽しめますのでご安心ください。


それでは早速ルール説明です。

ルール

まず、終了条件を説明します。

終了・勝利条件

 終了条件は2つあります。1つ目は4匹のねずみを全て宇チュー飛行士にした場合。子の場合当該ラウンドをもってゲームは終了します。2つ目は各プレイヤー10個保有するキューブのうち8個を置いたプレイヤーが発生したラウンド+1ラウンドを行い全員の手番が同様になったら終了します。得点が最大のプレーヤーが勝利します。

資源

 資源は以下です。すべてマスに止まることで得られます。
 りんご(残飯):得た分だけ巣穴をネズミが移動します。
 電球:得た分だけ電球トラックを進めます。以後電球トラックより手前のマスでは資源が1つ多く出に入ります。
 電卓
 ふくらし粉
 レモン汁
 ブリキ缶
 チーズ
 

すごろくマスの移動

 1匹のネズミを1-5マス進めるか、2-4匹のネズミを1-3マス進めます。ただしすべてのネズミが同色のマスで止まる必要があります。自分のネズミは同一のマスに止まることはできず、止まったマスに別のプレイヤーのネズミがいた場合チーズを1つ支払います。支払うチーズがないときは終了時にマイナス点となる腐ったチーズを得ます。

 

巣穴の移動

 りんご(残飯)を得た分だけ巣穴をネズミが移動します。特別な力が得られる図書館か追加のネズミを1匹すごろくに移動させる寝床か得点を得られる巣穴の食料貯蔵庫のいずれかを通過するたびに該当するボーナスを得ます。ボーナスを得るには通過するだけで事足ります。


売店

 特定のマスに止まるとアイテムを購入することができます。チーズを対価として支払うことで永続的な効果や一回限りの獲得資源2倍効果、得点を得る効果のある商品等を購入できます。対価のチーズを支払わず売り物を万引きすることも可能です。ただし万引きしたねずみはスタート地点に戻されてしまいます。


ゴール

 最終マスにつくと宇チュー飛行士になることができます。ゴールしたネズミを即座に指定の得点マスに移動させ、その後追加の3勝利点か巣穴からネズミを1匹すごろくのスタート地点へ移動させます。すごろく内にネズミが1匹もいない場合3勝利点は選べません。


 アクションを終えた際に資源があれば任意のロケットのパーツに資源を交換したりチーズをロケットに詰め込んだりして得点を得ます。該当する資源で交換したいロケットのパーツやチーズ貯蔵所に手元のカラーキューブを置きます。早取り要素があり、先に置いたプレイヤーがより高得点を獲得します。また、3種あるロケットのパーツを1セット集め毎にロケットを完成したとみなしボーナス得点を得ることができます。


以上です。非常にシンプルでわかりやすく、世界観が内容とよく合っている作品だと思います。プレイ時間も1プレイ60分以内で当方は最短3人プレイを20分で終えたこともありますのであまり時間がない際にもお勧めできます。


プレイ人数、複雑さ

 BGGでは執筆時3人か4人がベストなプレイ人数となっています。プレイ時間と早撮り要素の兼ね合いでしょうか。早取り要素の枠が人数によって調整されるくらいでプレイ感は変わらないので、ダウンタイムが減る3人くくらいがお勧めです。ただし、それほど長いゲームではないので普段重ゲーをやられている方は気にならないでしょう。

 また、ユーザー投票による複雑度は2.28/5となっています。このあたりの数値であれば小学生であれば容易にルールを把握できるでしょう。また、スコアは7.6で高評価です。

ファーストラットのレビューはこちら

https://boardgames-yoshi.blogspot.com/2025/01/blog-post_20.html

よし






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