GOLDをプレイしましたのでレビューします。
漫画ボドカンの2巻特捜版を買うとついてきた原作は絶版となっているボードゲームのボドカン版です。本作、なんとボドカンの2巻を買うと無料でついてくるという大盤振る舞いです。理由がGOLDを布教したいスポンサーが現れたから。なんともすごい話です笑コマ等がボドカン仕様にアレンジされていますが、ルールは原作と全く同じです。
総論
・結構面白いと思います。今発売されても結構売れるんじゃないかなと。
・インタラクションはバチバチです。苦手な方は楽しめないかもしれませんが、運の要素が強いので割り切れば楽しめるでしょう。
ルール
・既定のラウンド数はありません。特定の条件で進む汽車が村に着くとゲームが終了します。
・プレイヤーは村から出発して、金を発掘して自分の村に戻ってきます。ゲーム終了時に金が一番多いプレイヤーが勝利します。
・ダイスを振って、出たマス分移動します。移動先のマスに金タイルがあれば裏返して金を発掘します。ダイスを振った際に1が出た場合は移動ができず、代わりに汽車が1マス前進します。
・金タイルを裏返した際に、看守が出た際は勝負が始まります。ダイスを振って看守が持つ数字以上を出すと勝利します。勝てば数字分の金として扱います(もしくは原作通常ルールの一律2点として扱います。)。負けた場合保有する金タイルを看守タイルに重ねておいて、看守の数字分マスから遠ざかります。再度看守と勝負することも可能です。ただし、先にほかのプレイヤーに総取りされる可能性もあります。
・他プレイヤーと同じマスに入った際も看守と遭遇した際と同様に勝負が始まります。看守と異なるのは、プレイヤーがそれぞれダイスを振り数値を比較するという点です。買ったプレイヤーが勝負を挑まれたプレイヤーだった場合ダイスを振って出た数分敗者のプレイヤーのコマを移動させます。
・ルールブックに穴がありますが、漫画を読むことで補完されます。本ゲームを保有している=漫画も持っているかと思いますのでルールの穴は割愛しますが一回ルールブック読んだだけで違和感に何か所か気づいたので校正はしなかったのだろうなという印象を持ちました。
所感
・漫画でも出てきましたが、ある程度の金だけ確保した後の盗賊プレイが強いです。
・その結果、どうすれば他プレイヤーを出し抜けるか、他プレイヤー同士で盗賊プレイが発生した際に自分が影響を受けず単体1位になる金はいくらかという細かい計算が発生します。
・そして、インフレが起こるのですが盗賊プレイに絡まれないように皆タイミングを合わせて帰還するので何名かはそれなりの金を持って帰り、その後数金差を急いで持って帰るプレイが多発します笑
・でも結局運の要素が強いです。
・今回の特典付属を気に原作再販の話がでるかも?期待しています。
・余談ですが、初版はEurekaという名前だったのでしょうか…。
プレイ人数、複雑さ
BGGでは執筆時4-5人がベストなプレイ人数となっています。人数が多いほど楽しめると思います。6人でもよいでしょう。4人はいると前方位カバーできると思うので4人以上がお勧めです
また、ユーザー投票による複雑度は1.47/5となっています。小学生でも容易に理解できると思います。また、スコアは5.9です。
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