オブセッションのルールを読みましたので紹介します。
本作は小規模な出版ながら爆発的な人気を誇っている1作です。日本語版の再販はないかなと思い、CMONさんの英語版を購入しました。現在在庫はないようですが、英語版はまた入荷すると思いますので定期的にチェックしてみることをお勧めします。
総論
・このゲームを高評価たらしめているのはテーマ性とのマッチングだと思っています。ビクトリア朝の社交界においてうまく立ち回り、使用人を管理し、承知の拡大を通じて名家を目指します。
・なんと用語や世界観の説明だけで別冊の説明書があり、28ページもあります。ちなみに説明書は16ページです笑
・細かい改良タイルの条件だけ覚えてしまえばそんなに難しいことはないかなと思います。評判に違わず面白いです。
ルール
・通常ゲームでは16ラウンド、拡張ゲームでは20ラウンド行います。また、複数ラウンドで1シーズンが形成されます。ゲーム終了時に勝利点が最大のプレイヤーが勝利します。
・1ラウンドに1アクションを行います。自身が獲得している改良タイルから1枚を選びますが、自身の評判値とタイルが要求する使用人がアクティブである必要があります。加えて、ゲストを要することもありここでも評判値や使用人の要求を満たす必要があります。タイルと招待したゲストに応じてボーナスを獲得します。
・この時使用する改良タイルは市場ボードから購入します。購入したタイルは最初マイナスの勝利点ですが、アクションで使用することで裏向きになり勝利点を獲得します。また、アクション自体も強力になります。
・使用した使用人は2ラウンド使用できず、2ラウンド後に使用できるようになる。特定タイルのアクションにより使用人を増やすことが可能。
・特定のラウンドでは、求婚イベントもしくはスペシャルアクションが行われます。
求婚イベント:シーズン開始時に指定された条件の改良タイルでの得点が最大のプレイヤーが、主に勝利点となるボーナスと特別な貴族カードを手にします。
スペシャルアクション:コストを支払うことで、1次的な使用人を手に入れたり資金を手に入れたりできます。
英語版しかありませんが、よくまとまっているプレイヤーエイドがありましたのでご参考にしてください。
プレイ人数、複雑さ
BGGでは執筆時2人がベストなプレイ人数となっています。
また、ユーザー投票による複雑度は3.10/5となっています。慣れたボードゲーマーであれば容易にルールを把握できると思いますが、不慣れな方がいる際は丁寧に説明する必要があるかもしれません。1手1手やれば処理を間違えることはあまりないかなと思います。私はタイルが引いた順ではなく、コスト順に並べる点は最初間違えました。また、スコアは8.1で非常に高評価です。
よいボドゲライフを。
よし
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