【ルール・レビュー】ニムト

ニムトをプレイしましたのでレビューします。

こちら執筆する仮定で知ったのですが、原題はTake5なんですね。複数のバージョンが出ており、最近ニムト男爵がメビウスゲームスさんで出版されることがアナウンスされましたね。今年5月頃の発売を予定しているとのことです。

総論

・適度な戦略とカードカウンティングのような記憶力が求められるゲームです。
・ルールは難しくなく、老若男女問わずプレイ可能です。

ルール

・説明しようかと思っていたのですが、メビウスゲームスさんのWebサイトにpdfがあり、1ページですのでそちらをご参照されるのが早そうです。ありがとうございます、メビウスゲームスさん。
・その代わりに、いくつかハウスルールをご提案します。いくつかを組み合わせてご使用ください。
 ランダムでカードを抜いて、プレイ人数で割り切れる数にしてプレイしてください。ニムトはカードカウンティングが強いプレイヤーが圧倒的に有利ですので、その点にランダム性を加えるルールです。
 列の数や、何枚目のカードを置いたプレイヤーが回収するかという数を規定数から変更します。プレイ人数に合わせて調整すると良いです。
 上記で、カードの枚数が少ないと感じる場合は2セット以上使うことも可能です。
 複数セット使う場合で、プレイヤー数分のカードセットを用意して全員が同じ数字のカードをもってプレイします。
 各ラウンド最終カードがでそろうまで、枚数に限らず引き取ることをしません。ラウンド終了時に各列が既定数以上の枚数の際に一番右にカードを置いたプレイヤーが引き取ります。カードが置けない場合は1つ列を指定し、無条件でカードを引き取ります。
・余談ですが、ニムト男爵はカードに複数色の牛の絵が描いてあり、ニムトのように数字で置く場所が決まるわけではなく、置く場所は牛の色が一致しているカードの後ろに置くという制限のようです。6枚目もしくは同列内である色の牛が6匹以上集まると列を引き取るというルールのようです。

所感

・ルールがシンプルで、それなりの駆け引きがあり面白いです。
・そんなことある?というタイミングでカードを引き取ってしまうことも間々あり、ワイワイ楽しめます。
・パーティゲームの域は出ないですが、戦略がしっかりとあり、どのタイミングで大きめの数字を出すかという悩ましさがあります。
・数字を覚えたり、駆け引きを学ぶ初めてのゲームとしていかがでしょうか?

プレイ人数、複雑さ

BGGでは執筆時5-6人がベストなプレイ人数となっています。個人的には4-5人がベストだと思っています。6人以上でプレイしたことがありませんが、人数が増えるほど相手がどのようなカードを出すかという読み合い要素が減りるのではないかと思います。また、人数が減りすぎるとそのターンではどの列もバーストしないということもありうるため4-5人が良さそうな印象です。ワイワイ楽しむパーティ系ですので、人数が多くてもよいのかもしれません。
また、ユーザー投票による複雑度は1.25/5となっています。ルール自体は小学生でも容易に理解できると思います。また、スコアは7.3です。

よいボドゲライフを。
よし

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