MIND MGMT(マインド マネジメント)をプレイしたのでレビューします。本作はレガシーではないですが、シナリオ要素を含んでおり、できれば同一プレイヤーかつ同一の所属(逃げる側と追う側)でプレイすることをお勧めします。レベル調整を伴う解放要素、謎解き要素があるからです。
そして、最初に書いておきますが内容物はたとえごみに見えるようなものでも
決して捨てないでください。
例えば、切り抜き後のパンチボード等です。いろいろと察してください。
総論
それではレビューです。ルールに関してはケンビルさんのWebページで詳しく説明がありました。網羅されすぎていて私ごときにはこれを上回る記載ができませんのでリンクにて。
端的に言えば超能力あり鬼ごっこです。スコットランドヤードの超能力あり版ですが、難易度はこちらのほうが高いと思います。
原作を読んだことはないですが、面白そうですね。版権ものってなかなか原作の域をでなくてゲームとしては評価しにくいものが多いですが、こちらはよくできています。バランスが悪いと感じても負けた側が次回少し有利になる工夫も素晴らしいです。いかほど原作に忠実なんでしょうか。BGGの評価が高い点を考えると原作ファンも納得という内容なんでしょうね。
また、1部解放や謎解き要素に関しては波3本線が見えたら以下のリンクに入力してねとのことで、全部自分が見つけられたかよくわかっていませんが、原作に関係しているのでしょうか。よくできています。
ルール裁判官は考えた人天才ですね。面白いですし、どのボードゲームでも採用して欲しいです。ボードゲームはルールを間違ってもプレイできる点がデジタルゲームとの決定的な違いで、素晴らしく、楽しい点だと思います。
細かい点に関しては、あまりないですが、MIND MGMT側、つまり採用官側が序盤は不利な気がします。私(採用官でプレイ)が下手だっただけかもしれませんが…。
アプリが間に合っていないですが、協力プレイやソロプレイができるようになるアプリの日本語翻訳対応中とのこと。期待したいです。
プレイ人数、複雑さ
プレイ人数は悩ましいですね。全員で相談して同レベルで意見が言え、同レベルで洞察力があるならば人数が増えても問題ないです。そうでなければ全員が楽しむのは難しいかもしれません。パンデミックでもそうですが、一人の声が大きいと面白くないと思います。本作は追い詰める側の"不正エージェント"が1-4人の複数人で対応するゲームなので1-2人でのプレイが良いかと。実際にBGGでは2-3人プレイ(1人は逃げる側)が圧倒的なベストとなっています。
よいボドゲライフを。
よし
コメント