【ルール】モットコイン

現在クラウドファンディング中のモットコインのルールを読みましたので紹介します。


公開されているルールをまとめて何の意味があるんだというところは自分でも思ったりするのですが、自身の理解の整理とルールブックを読むのが苦手もしくは読む時間がないという方のためにできるだけ簡単にまとめることにします。


総論

・アイデアが天才です。作者の森さんはほかのゲームもよく考えられており、好きなゲームデザイナーさんです。
・28日までクラウドファンディングによる再販プロジェクトが実施されているということで、是非支援をお勧めしたいです。
・pdfルールが画像と文字が重なって見えない部分があるのですが、私だけでしょうか…
・所感に関してはプレイ後に記載する予定です。

ルール

・ダイスを使ってカードを競り落とす。競りの強さはダイスの6の目の数>5の目の数>…>1の目の数で決まり、ダイスは何度も使用可。全員がパスするまでより強い手を入れることが可能。
・落札者は使用したダイスを出目をそのままにしてカード上に置いて手元へ。他プレイヤーは今落札されたカードに左下記載の数値増減や効果(最低値のダイスを回収等)に従い自身が獲得したカード上のダイスの出目を変更する。0になったダイスは競りに再利用可能になる。
・ハードフォークと呼ばれるカードの4枚目(全4枚)が競りにかけられた時点でゲームは終了する。この際4枚目のハードフォークの競りは行わない。
・得点計算をします。「価格上昇」、「ハードフォーク発生」、「大暴落」の順に処理をします。
・「価格上昇」は3人の場合は3以内、4-5人の場合は数値差4以内のカードは小さい順にすべて重ねて数値が大きいカードと同値として扱います。例えば4人プレイで1,5,9,14のカードを持っていた場合は9を3枚と14を1枚として扱います。このとき、カード上にダイスが残っていれば重ねられたカード上にまとめておきます。
・「ハードフォーク発生」では、ハードフォークは「価格上昇」後の価格の最低カード値2枚分、ステーブルコインは1枚分として扱われます。そして、手元のすべてのカードの数値を合計します。
・「大暴落」では数値計算のもとになっているカード右下に記載の数値×カード上のダイス分手元の数値合計値を減らします。ここまでの処理で得点が最も大きい(マイナスも含む)プレイヤーが勝者です。
・No4とNo5のカードは特別なカードです。競りにかけられた際は競りで2番札を出したプレイヤーがステーブルコインを獲得し、パス直前のダイスもカード上に置きます。この際非落札者ボーナスはステーブルコインを獲得したプレイヤーも受けられません。



プレイ人数、複雑さ

4人か5人がベストだと推察します。競りですから人数が多いに越したことはないでしょう
。非落札者はダイスの出目を減らすことができるという時点で、できるだけ早期にカードを競り落とした方が有利な気がするのは私だけでしょうか?全員がそう考えれば必然的に初期はカードが高騰するという感じですかね…。でも後半のカードの方が出目が減る効果は高いということで、よくできています。
また、容易にルールを把握できる点も素晴らしいです。複雑な部分はほぼないと言えるでしょう。戦略性と競りを高い次元で取り入れたゲームといえそうです。

よいボドゲライフを。
よし

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