メルフをプレイしましたのでレビューします。
今は廃れてしまった12世紀シルクロードの中継都市メルフを舞台に、商人として大成することを目指すゲームです。基本的には対戦ゲームですが、モンゴル軍が街を襲撃してくるのを壁を作り協力して防ぐ協力ゲームのような一面があります。
ファビオ・ロピアーノとイアン・オトゥールがペアを組んだ作品です。同様のメンバーで大学を舞台としたサンコーレというボードゲームが出版されており、評価が高いのでおそらく日本語版のプロジェクトも進行していると思います。本作もしくはサンコーレが気に入った方はもう一方も是非手に入れてみてください。
・アクションタイルの視認性があまり高くないと感じるのは私だけでしょうか…?私だけだったら良いのですが…。
今は廃れてしまった12世紀シルクロードの中継都市メルフを舞台に、商人として大成することを目指すゲームです。基本的には対戦ゲームですが、モンゴル軍が街を襲撃してくるのを壁を作り協力して防ぐ協力ゲームのような一面があります。
ファビオ・ロピアーノとイアン・オトゥールがペアを組んだ作品です。同様のメンバーで大学を舞台としたサンコーレというボードゲームが出版されており、評価が高いのでおそらく日本語版のプロジェクトも進行していると思います。本作もしくはサンコーレが気に入った方はもう一方も是非手に入れてみてください。
総論
・面白いです。なんで売れていないのか不思議です。執筆時点でヨドバシカメラさんに在庫がありますので、お持ちではない方は是非。この売れ行きでは再販はないと思いますのでチャンス(?)です。・様々な得点手段があります。1個1個の連携はなく独立していますので特化でもよいですし、いろいろ試してみるのも面白いです。どれとは言いませんが、強く感じるアクションがあります。・イアン・オトゥールの絵が良い味を出しています。個人的にとても好きなアーティストです。ゲームに慣れればアイコンで解決する点が特にお気に入りで、彼がアートワークで関わっている作品は同様のアイコンを利用していますので慣れれば慣れるほどプレイしやすくなります。
ルール
・4アクション×3ラウンドを行うとゲームが終了します。2・3ラウンド終了時にモンゴル軍が街に攻めてきます。身代金を払うか、兵士、壁で守らないと街を破壊されてしまします。・まず、アクションは街の周囲(東西南北)を周回させる形でミープルを動かすことで行います。配置した列or行に対応する街タイルのどこかに自分の色の建物を建築します。以後配置した列or行にある自身の建物数によってさまざまな資源を獲得します。・アクションは以下の6つです。 市壁:街の周囲に壁を作ることができます。この壁がある個所はモンゴル軍の進軍を防ぐことができます。また壁に加えて門を作ることもでき、壁は2か所に建てることで街を守ることができますが、門は1か所で街を守ることができる反面追加のコストを要します。もしくは1度だけモンゴル軍から特定の街タイルだけ守る兵士の配置をすることも可能です。 宮殿:指定の資源の支払いや条件を満たすことでラウンド毎に勝利点を得ることがdけいます。その際恩寵マスの進行度によって実行できる宮殿アクションに差があります。 モスク:指定された資源を支払いモスクのボーナスを獲得します。 図書館:巻物を取得します。特定の枚数を得ることで、名案タイルを得ることができます。名案タイルは様々な個別能力をプレイヤーにもたらします。 市場:様々な物品を購入します。物品は契約カードの達成に利用します。契約カードは壁を建てたりすることで得られる影響力を使用して獲得します。 隊商宿:コストを支払いキャラバンカードを獲得します。即時の資源を得られるほか、複数のカードのセットを保有することでゲーム終了時に料理店を得られます。・アクションを行わない場合、恩寵マスを1マス進めるか兵士を配置するかを選べます。
・各所でラクダ駒を利用することが可能です。手番を早めたり、より遠くの市場へ行けたりします。
・各所でラクダ駒を利用することが可能です。手番を早めたり、より遠くの市場へ行けたりします。
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