テンデイズゲームズさんのゴーレム(箱の見た目が怖い重量級の方)をプレイしましたのでレビューします。
こちらもロレンツィオ・イル・マニーフィコ同様テンデイズゲームズさんの周年セールで入手しました。こんなに面白い商品がお買い得に手に入り感謝しております。面白いのにあまりプレイしている方をお見掛けしない気がするのですが、パッケージの圧が強いことが影響しているのでしょうか…。
総論
面白いです。個人プレイ色は若干ありますが、狙っていたマーブルアクションができない際のリカバリー力が試されている作品かなと感じます。町に繰り出したゴーレムを起動させるタイミング、どの程度歩かせて制御するか、ラビアクションの選択。考えることは多いです。ダウンタイムが長くなりがちなので長考気味のかたは気を付けて頂くと全員が気持ちよくプレイできるかもしれません。グランドオーストリアホテルが好きな方は楽しめると思います。個人的にはこちらの方が好きですね。
戦略
戦略というほどでもないですが、やりたいアクションが指定の値でできないときの保険としてミラーアクション実行のためのお金を取っておくことをお勧めします。とすると序盤はアーティファクトルートを取らない方がお金が取っておけるので安心です。図書館ルートは希望の色のカードがオープンされなかったり、取得コストが賄えるかという問題が発生するのでゴーレムルートを選択するのが1番わかりは良いかなというところです。
お金や知識は様々なところで使用できますが、レンガはゴーレムの作成とアップグレードに用途が限られますので過剰にならないよう中盤からコントロールが必要になります。中盤では各色の燭台がどの程度とれるかわかりませんから、自分が取れそうな色を判断して効果値の高いマーブルアクションを選択するのが吉でしょうか。
貴族のマーブル色を満たすかどうかに関しては、よほどやりたいアクションがない限りは黒マーブルをとるより貴族のボーナスを取る方が良いと考えます。もちろん場合による部分もありますが、助手はほかの手段でも進められますので。貴族のボーナス達成は貴重です。
シナゴーグに関して
私はランダマイザとしてのシナゴーグは一切気になりませんでした。目を閉じて左右に手を振りながらシナゴーグにマーブルを振り入れればよいだけです。ゲームを壊しますからわざと偏らせる人はいないでしょう(いても楽しくないでしょう)。あえて順番に振って、振った人が好きに偏らせるというプレイも可能です。偏った際にどう動くかというのも一つの楽しみですからね。
こちらのうちばこやさんのレビューもご覧になってください。
とても面白いです。
3ルートのうち初プレイで2.3ルートくらい達成できましたのでルールを間違えたのかと思ったのですが、見直してもあってました。私は上手な部類のようです。
よいボドゲライフを。
よし
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