ウボンゴ3Dをプレイしましたのでレビューします。
スワヒリ語で脳を意味するウボンゴという題名の通り、脳が疲れます。ほかのボードゲームと比較してもそれはそれは疲れます。パズルが好きな方、ワイワイしたい方にピッタリのボードゲームです。
総論
・早期達成ボーナスがあるので競争要素はありますが、実質ソロです。
・直感に素直に対応するとクリアできないようにうまく作られていますが、ピースの種類は限られているため、プレイ回数が増えるとなんとなくこの向きでこの形か?という知見がたまり回答速度が上がります。とはいえ、結構運によるところもあります。
・パズルに使うピースが3→4という難易度調整もありパズル好きの方は長く楽しめると思います。
ルール
・まず、課題を選択します。この際に、3ピース使うか4ピース使うか難易度を選びます。
・セットの課題が決まっており、全員が同じピースを用いて別の課題にチャレンジします。
・それぞれの課題は、高さがきっちり2マス分の決まった立体になるようにピースを適切な形で配置するというものです。
・付属の砂時計を裏返して全員一斉にパズルスタート。出来上がったプレイヤーは「ウボンゴ!」と力強く宣言します。
・パズルを時間内に完成させたプレイヤーは全員袋から得点となる宝石をランダムに1つ引いて獲得します。加えて、早期にパズルを完成させた2番手までのプレイヤーは早期達成ボーナスとして既定の宝石を獲得します。
・9ラウンド行うとゲーム終了です。勝利点が最大のプレイヤーが勝利します。
所感
・かなり難しいです。私は3ピースを使用して9ラウンド中8回完成させましたが、ぎりぎりの時も2-3回ありました。大人4人でプレイして平均7回完成くらいでした。砂時計は程よく完成でき、完成した人も待ち時間が苦にならない絶妙な時間設定に感じました。
・個人的には、完成するともらえる追加の宝石を引きで決めるという運の要素は要らないかなと思ったり。2人だけ早取りで追加の宝石がもらえるではなく、純粋に全員順位に応じた得点の宝石がもらえるの方が納得感がありました。パーティゲームととらえるかガチンコのゲームととらえるかの違いだとは分かっております。
・私はソロ感が強く感じました。プレイを一通り終えた後に時間を気にせずみんなであーだこーだ言いながら4ピースのパズルを少しやった時の方がワイワイして楽しかったです。
プレイ人数、複雑さ
BGGでは執筆時4人がベストなプレイ人数となっています。個人的にはプレイ感は何人でも変わらないと思いますが、パーティゲームとしてワイワイしながらやるには最大人数が良いよねということでしょうか。ダウンタイムも変わらないため何人でも良いと思います。
また、ユーザー投票による複雑度は1.94/5となっています。ルール自体は小学生でも容易に理解できると思います。時間制限をなくしてプレイするのもありです。また、スコアは7.1です。
よいボドゲライフを。
よし
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