名作ガイアプロジェクトをプレイしましたのでレビューします。
本作はテラミスティカワールドの最初の独立型拡張です。本作のレビューは拡張、失われた艦隊を入れずにプレイしたものとなります。拡張を入れてのレビューは別途行いたいと思います。
総論
・とっても面白いです。私の稼働回数No.1。全種族最低2回はプレイしています。
・テーマも最高です。様々な種族が使え、ラウンドボーナスや最終ボーナス、上級タイルがゲーム毎に変わるためリプレイ性も抜群です。
・同盟をいかに組むかを目指してプレイすることになりますが、他プレイヤーも同様の条件のため宇宙空間の奪い合いが熱いです。
所感
・各種族の能力や個人ボードの独自性が非常に興味深く、面白さの源泉になっています。安定して得点を取りやすい種族入るものの、マップや他プレイヤーのプレイング次第でいかようにも変わりうるため、そこまで気にはなりません。困ったらクレジットを稼いで他資源へ変換すればよいため、不慣れな方はハッシュホラ人を利用したほうが良いというのは間違いないでしょう。
・マップ次第で有利不利になる種族がいるのは間違いないです。ただし、序盤の話であって航行距離を延ばしたり、序盤に他プレイヤーが入植しそうな惑星の近くにあえてコストをかけて惑星改造をすることでパワーを獲得したりと、幅広い戦略をとることが可能です。
・最終得点計算や終盤の研究レベルの上昇などによって最後に十分逆転が可能です。基本的には建物をたくさん建てて、改築してを繰り返したプレイヤーが勝利しますが、種族事の特性を生かせば最後まで展開はわかりません。その点が私のお気に入りです。
プレイ人数、複雑さ
BGGでは執筆時3-4人がベストなプレイ人数となっています。個人的にはプレイ時間を考慮して2人か3人でのプレイが良いと思っています。なんでかというと人数が増えると交易所の建設やパワーの獲得が特定のプレイヤーに偏る可能性があるからです。4人全員が他プレイヤーの利益も考慮して総合的にプレイできる場合は4人に軍配が上がると言えるかもしれません。ただ、プレイ時間はその分増えることになります。
また、ユーザー投票による複雑度は4.40/5となっています。かなりの高ポイントです。ただし、こちらは上手にプレイすることを前提として複雑度が設定されていて、この数値よりは低い気がします。ただ、プレイせずにルールを理解するのは難しいと思います。口頭だけで一通り説明するよりは数ラウンドプレイする方が理解は早いはずです。また、スコアは8.4で非常に高評価です。
よいボドゲライフを。
よし
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